フジスポが目指す事

当クラブはこれからの日本を背負って立つお子様たちを社会に出ても通用する、人生を自ら切り開いていける人間へ成長して頂けるよう体操を通じての土台作りを懸命に行います。その中身をお伝えしていきます。

■『勝利』と『人間力』のダブルゴールを目指した指導

（１）勝利や成績や上達の成果追求

（２）人間的成長と自律心を育む

この両方のゴールを掴めるような指導スタイルで具体的に仕組みにし実現していきます。
穏やかな環境と言うと世間では勝利や成績から逃避する傾向もありますが社会構造は競争や成果は必ず追及されます。
それをどうやったら早く達成できるのかが、『穏やかで自由な環境で運動の原理を理解し上達迄の考え方を論理的に出来るようにする』のが良いという認識で進めております。

■現代の思込み

成果と人間力のダブルゴールは大切と分かっていながらまだ『勝利する為には結局威圧や厳しさがないと勝てない』という意見が多いです。
そもそもその考えが違っており穏やかな環境で失敗が許容され挑戦出来る環境が努力心・創造性を育てそこに知識を持ち込めば成果はもっと出ます。発明家は何万回も失敗を重ね一つの発明をします。失敗という結果自体にいちいち怒っていたらやがて挑戦をしなくなる子が出来上がってしまいます。
そもそもスポーツ指導もビジネスも一緒ですが人間がやる気を出すのは抽象度の高いゴールが描けるからです。それを指導者がせずに（描かせ方も工夫がいりますが）にただ恐怖でやらせても成果が出ないのは一目瞭然です。

■子供達の20年後の姿を想像した指導

今の成果ももちろん大事なのですがその先２０年後にその子にどうなってほしいかを想定しながらの指導を致します。威圧を用い成績のみを上げればよい（・・・というか伸びないのですが）という指導ではいざ社会に出たとき、壁に当たった時自分で創造工夫をし乗り越える方法を見つける力がついてなかったり、指示がないと自分から動けない、失敗すると反省ではなく隠そうとする、勝てれば何をしてもいいと言った甘い考え、など色んな弊害が出てしまいますし脳はそのような防御の癖がついて行きます。実際にこのようなことが社会問題となっています。

こうならないようにするには『穏やかで自由で失敗が許容され挑戦できる環境』と我々指導者の考え方も非常に重要です。

子供達にとって成果＋人間力の２つの『宝物』が得れるようスタッフ全員で強い信念を持ち最大限の思考を働かせ努力を致します。

■子供達の将来のために
今後数年間で今のままのスポーツ指導のままでは社会適応が出来なくなる子供達が大幅に増える予想です。
何としてもこの予想に歯止めをかけ日本の指導スタイルを正していく使命をもって我々フジスポーツクラブは自社のみでなく日本中にこのような教育を根付かせることを強い目標として持っております。
このような私たちが、皆様と関わりが持てることを楽しみにしております。